Photoshopを長年使っている人なら、誰でも知っているようなテクニックも多く含まれますが、私独自のテクニックも紹介しております。特に、「ゆがみ」のあたりは、参考書などでもあまり紹介されていないと思います。スキルアップしたい方は、ぜひこの機会にどうぞ!
Photoshp CS3にて説明しております。 大体のところは、どのバージョンでも、共通の機能で説明しております。
下の項目を理解している事を前提に進んでいきます。これらがわからなければ、「基礎編」から購入されることをお勧めします。この他にもトーンカーブやレベル補正の意味はちゃんと理解していることが前提です。
- パソコンの画像は、一つ一つのピクセルが、赤256段階、緑256段階、青256段階の256の3乗で約1670万色で表現されている。
- RGBの段階を画像であらわすのにカラーチャンネルがあり、チャンネルには他にアルファチャンネルがある。
- マスクには、クイックマスク、レイヤーマスク、ベクトルマスクがある。すこし概念がちがうが、クリッピングマスクという機能がある。
- 選択範囲は点線で表わされるが、その点線の外も選ばれている場合がある。
今回は、基礎を理解していることを前提として、次々と作品を作っていきます。
ですが、もくもくと作っていくわけではありません。
一つの作品を作るにも、いろいろなパターンがあるので、それらを実践していきます。
この場合こういう風に作るのもいいし、こういったやり方もあるというように、様々な方法で実践していくところを見ることによって、その場合に最適な方法を見つけれる応用力がつきます。
それだけではありません。
この教材は、ナント、失敗した所もカットしません。
失敗から復帰する所も非常に大事だからです。
私が一度作ったものを見本に、再度作っているところを記録しているだけの物です。
しかも、作り直す仮定で、思いついた事をちょっと試したりもしています。
う~ん。教材ぽくないな~。とお思いになるかもしれません。
ですが、この方法が一番勉強になると思います。
他の教材のように、シナリオがあって、一番良い状態をあらかじめメモしてあるのを作っていくのでは、 試行錯誤している様子が見れません。
実際の作業は、
「とりあえずこれを試してみよう。」 「やっぱやめた」
「ちょっと戻ってみよう」
「とりあえずいったん保存して、別のファイルとして作業を続けよう」
「こっちと前に作ったのどっちがいいかな~?」
なんてことの連続です。
実際にこのような場面を録画しております。
これらの迷いを見て、私ならこうするとまで思えたなら、フォトショップが使えるようになっていると思います。