投資歴10年以上、リーマンショック前から投資をしているシロノが投資に勝つための心構えをお伝えします。
最初に言っておきますが、ここに書くことには、「投資をやってりゃ当たり前じゃん!」と思われる事も書きます。
ですが、その当たり前じゃんと思うこと、本当に出来ていますか?
私は、当たり前だと思うこと、もしくは後から考えれば当たり前だった事ができない事が何度もあります。
そういう時のために、私自身、このページは何度も見返すつもりで書きました。
「株」も「FX」も両方とも共通する心構えはあるのですが、今回はFXをメインに書いていきます。
いやいや、必勝法とか書いてるけど、お前の実力どうなんだ?(・∀・)ニヤニヤ
と思われるかもしれません。
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月利で25%ぐらいです。
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前置き長くなりましたが、ここからが本題です!
前にも書きましたが、自分が読み返すためにも書いていくので、戒めのような部分もあります!
1.通貨ペアに惚れない!
株の格言で「銘柄に惚れるな」というものがあります。
FXでも同様の事は言えると思います
通貨ペアに惚れてしまって、決済できない。
あるいは決済した後に、「いやいやまだ行ける!」と思って深追いしてしまう事があります。
そうして、後から考えれば「そりゃそうだよな。こりゃ負けるよな・・・」なんて思うことがあるはずです。
人間は何かを好きになりたい生き物だと思います。
ですが、依存症しかり、何かを好きになる事がきっかけで破滅する人はたくさんいます。
あくまで冷静に客観的に判断する事が大事なのです。
2.ポジポジ病は厳禁!勝てる可能性が高い時のみ勝負に出る
ポジポジ病・・・、恐ろしいです。
FXをやっているれば、いつかは聞く言葉です。
知らない人のために少し説明すると・・・
ポジというのはポジションの略です。
FXの場合「ドル円買い」をした場合は、「ドル円買いのポジションを持つ」と言います。
「ユーロドル売り」をしたら「ユーロドルの売りのポジションを持つ」と言います。
FXをやった事がない人には分かりづらいですが、FXには「買いから入る」と「売りから入る」という、株でいう所の信用取引のような事をするのが普通です。
では、なぜ「病」とつくのでしょうか?
それはもはや精神病の一種のようなものだからです。
どうしてもポジションを持たずにはいられない病気です。
ギャンブルを想像してください。
パチンコ屋、競馬場などに行って、パチンコをしない、馬券を買わないなんてできますか?
それをFXに例えるとこうなります。
FX業者にお金を入金していて、いつでもポジションを持てる状態にあります。
チャートを見ます。為替や株の値動きが気になるからニュースやネットの情報を見ます。
それでいて、FXでポジションを持たない・・・、なんてできますか?
できませんよね?
でも、あえて言います。それを止めてください。
ポジポジ病を意識してください。
冷静に考えて、今はどのポジションも持たないのが正解と思えるようにしてください。
そうすれば、負けをかなり減らす事ができるはずです。
3.月にいくら儲けるとか、年にいくら儲けるという考えは捨てる
プロの投資家って知ってますか?
プロの投資家というのは、お金を集めて投資をする人の事を言います。
証券会社のファンドマネージャーや、投資会社で運用をしている人たちです。
私達は、個人投資家です。
年1億稼ごうが、10万稼ごうがプロではありません。
では、プロの投資家と個人投資家、どちらが有利でしょう?
そんなのプロに決まってるじゃんと思ったあなた!
不正解です。
正解は個人投資家の方が有利です。
なぜなら、プロのファンドマネージャーはどんな時でも投資を休むことができません。
ポジポジ病でなくはいけないわけです。
そうでないと、お金を預けたお客さんに説明ができないからです。
その点、われわれ個人投資家は、勝てる見込みが少ない時は投資をしなくて良いので有利なのです。
いやいや、プロは素人より先に情報を得る事ができるんでしょ?って言う人がいます。
答えは出来ません。それはインサイダー取引という犯罪です。不自然な取引には警察の調べが入り逮捕されます。
情報を先に知れるなんて事はないです。
ちなみに、先に情報を知って株を買ってしまった投資家の村上世彰は、インサイダー取引で捕まってます。
すごい前置きが長くなりましたが・・・
「年にいくら稼ぐとか、月にいくら稼ぐとか決めない方がよい理由」は、決めると多少の無茶をする可能性があるからです。
今月は目標に届かないとか考え出すと、冷静な判断ができなくなります。
そのためにも我々、個人投資家のメリットである投資を休むという事をしましょう。
4.相場が一番動くのは他人の損を巻き込んだ時を意識する
人によっては、残念なお知らせです。
FXは全員が儲ける事ができません。
ざっくり言うと半分の人が儲かったら半分の人は損をする事になります。
何か商品があります。
それの本来の価値の値段より、あなたが安く買ったら、あなたは安く買った分儲かったのと同じです。
ですが、店側は、あなたが安く買った分を損している事になります。
FXでも同じです。
あなたが儲けていたら、同じだけ損している人がいるのです。
純粋なあなた・・・
心がきれいなあなた・・・
残念ですが、FXでは勝てないかもしれないです。
「あなたが儲けていたら、同じだけ損している人がいるのです。」
と言いました。
それはつまりどういう事かと言うと・・・
FXでは、多くの人が損をする方向に動く時が一番儲かる状況になるんです。
相場って意地悪なんですよ。
自分も意地悪にならなくては勝てません。
どうして、多くの人が損をする方向がわかるの?とお思いですか。
株では「信用買残」「信用売残」など、信用取引をしている人の割合が発表されます。
「信用買残」が多ければ、いずれ売りの決済をする人が多い事になります。
逆に「信用売残」が多ければ、買いの決済をする人が多い事になります。
厳密に言えば違いますが、それと似たようなものがFXにもあります。
「IMM通貨先物ポジション」というのがあります。
これは、ヘッジファンドなどによる投機的なポジションが発表されたものになりますが、売りから入れば買い戻すという取引きをいずれは、する事になります。
つまり、「IMM通貨先物ポジション」はいずれ反対売買を必ずする予備軍の数になります。
先程、多くの人が損する方向に動く方が、相場が大きく動くと言いました。
つまり、この人達が「ウギャー、これ以上、評価損が増えると破産する~」とか、証拠金が維持できなくて、強制ロスカット(強制的に決済)される時に相場が多く動くのです。
そんな事、知らなくて良いんじゃない・・・
なんか悪趣味と思われますか?(笑)
いや、そういう事じゃないです。知らないと負けますよ。
負けるって、あなたの大切なお金が減るって事ですよ。
まあ、深く考えなくて良いので、数値としてみてください。
相場が下がってるのに、IMMポジションの「買いポジション」が減ったって事は、その人達は損切りしたって事です。
今の数を見るのも大事ですが、その週の増減も大事です。
毎週金曜日の取引終了後に、火曜日時点の数値が発表されるので、FXをやるのでしたらよくチェックをしておくと良いと思います。
5. 長期の視点から順に見ていく。チャートも月足から見る
FXや株をやっていると必ず覚えなくはいけない事があります。
それはチャートを見る事です。
チャートの見方の説明をしている人はたくさんいますが、もっと基本的な事を教えている人は少ないです。
それは、日足や分足を見る前に月足を見なくてはいけないという事です。
月足を見るテクニカルも大事ですが、その通貨の今後のファンダメンタルを考える事も重要です。
例えば、2018年現在はドル一強で、ナンバー2のユーロが問題出まくりで、今後も問題が出てくるんじゃないかとかの予想を立てる事も重要です。
なにしろ景気が良い国も悪い国も同じ通貨使ってるんですから、問題が出てくるに決まってます。
あと移民の受け入れ強制とか・・・、各国の国民は反発してるのに・・・
ユーロについては、テーパリング(量的緩和の縮小)も今後のテーマなので、そちらの方が意識されるとユーロ高につながります。
そのへんの話は詳しく書くと長くなってしまいますので、今後、別のページで通貨別の強弱材料をまとめてみます。
今後も投資必勝法を追加していきますね。
長くなりそうなので、一つ一つの項目で1ページ作ろうかな。とか模索中です。